モンゴルで過ごす海外のお正月

      2017/07/08

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お正月は新たな一年をスタートする特別な日でもありますね。国が違えば正月も違う。

その国の伝統的なお正月の過ごし方を知ってみたり、機会があれば体験してみるのも面白いと思います。

今回はモンゴルで過ごす海外のお正月について紹介してみます。

 

ツァガーンサル(白い月)

モンゴルでは正月を「ツァガーンサル(白い月)」と呼んでいます。

白い色は純粋・神聖という意味があり、家畜から採れる乳も神聖なものとして天に捧げたりします。

ツァガーンサルを終えると厳しい冬が終わり、少しずつ春の訪れを感じられるようになります。

 

初日の出参り

モンゴルにも日本の初日の出参りに似た習慣があります。

元旦の朝にはきれいな服に着替え、オボーというチベット仏教の祭壇がある高い山へ行き、日の出を拝み、神聖な乳を天に捧げます。

 

正月の挨拶

ツァガーンサルは実家へ帰省する人も多く、家族や親せきは一番年長者がいる家に集まります

日本の正月とお盆が一緒に来たみたいな感じですね。

 

まずは挨拶から始まります。

年下の者が年長者の元へ行き順番に挨拶をしていきます。

互いにハグするように両腕を前に差し出して(年上は上、年下は下)「お元気ですか?良い新年を迎えられましたか?」と声をかけ合いながら頬を右・左と近づけます。

そして祖父母や両親へプレゼントを渡します。

ハタグという青い布を持って挨拶するとより良いです。

 

知人から聞いた話では一年に一度、お正月に親せきが集まることは互いの様子を知ることの他に『血筋を守るために親せき同士で結婚しないよう‟親は誰で子供が誰で…”ということを知っておく機会でもあるそうです。

 

旦那は兄弟姉妹が9人の大家族です。

義父母も兄弟が多い家系なので親せきが集まるとそれは大人数に。

この人は誰で…と私に紹介してくれるのですが「はぁ、ほー…」と頭の中はいつも混乱。

顔だけは覚えられますが、モンゴル人の名前は聞きなれなくてなかなか覚えるのが難しいです…。

 

モンゴルの正月飾りと料理

ツァガーンサルには蒸した料理(ビトゥーンホール)を食べます

ビトゥーンは「閉じる・塞ぐ」という意味があり、閉じて幸せを包み込むという縁担ぎから蒸した料理を食べるそうです。

 

正月飾り

 

<オーツ>

蒸した羊肉(腰から臀部)または、蒸した牛肉(胸の部分)、脂肪のある下の方からナイフで少しずつ切りながら食べます。

 

<ヘヴィンボーブ>

草履の形をした固いドーナツみたいな揚菓子です。

下から「幸せ・不幸せ・幸せ…」と数えるので積み上げるのは必ず奇数です。

上には乳製品や飴、角砂糖など乗せて飾ります。年長者ほど大きく積み上げます。

 

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正月料理

 

<ボーズ>

刻んだ肉を小麦粉の皮で包んで蒸した料理。

モンゴル料理の代表格です。

★関連記事
モンゴルの正月準備・ボーズ作り

<アイラグ>

馬乳を発酵させてつくる馬乳酒。

お酒といってもアルコール度数は1~2%ほどです。

 

<その他、レーズン入りご飯、サラダなど>

・レーズン入りご飯(写真右上)

干しぶどうやバター、ミルクを入れて甘く炊いたご飯です。

モンゴルで‟ご飯”というとこのイメージみたです。

 

・ポテトサラダ(写真左上)

どこの家でも必ずといっていいほどよく出てくるサラダ。

モンゴルのポテトサラダはじゃがもは潰さずに、小さく角切りです。

 

・ハム・ピクルス(写真右下)
お祝いのときなどよく出てくる一品です。

日本ではサラミですがモンゴルではハムと言ってます。

 

・スーテーツァイ(写真左下)
日頃からお茶として飲まれているミルクティー。

 

・アルヒ(ウォッカ)

乾杯する時はウォッカを小さいグラスに入れて乾杯します。

 

まとめ

家族や親戚、友人、知人宅へ新年の挨拶をしに一日に何軒もまわることもあります。

料理はどこの家でも同じようなものが出てくるのでツァガーンサルが終わったらしばらくボーズは食べたくないですね…。

毎日食べても全然平気だよ~という旦那の胃袋はどーなってんだ?!と思います(笑)

モンゴルの文化を知れるツァガーンサル。

伝統衣装(モンゴルデール)を着て写真を撮るのも良い思い出になりますよ。

日本とモンゴルの正月の日にちが違うので両方の国のお正月を体験するということも可能です。ちょっと得した気分になりますね。

 

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